様々なアンケートでも「マナー・エチケット面で持ち歩くもの」ランキングで必ず上位3位にランクインするアイテム、それが「ポケットティッシュ」。
そんなポケットティッシュもそのままバッグに入れておくと、取り出し口が破れて中の次に出てくる予定のティッシュがグチャグチャだったり、汚れていたり…。
そういう時のためにポケットティッシュ+αが入る「ティッシュケース」があると便利ですよね!
今回は、自分で選んで布素材で気軽に作ることができる、『ティッシュケース』の作り方をご紹介させていただきます!
完成品がこちら!
ティッシュペーパーを入れるポケットと、もう一つポケットが出来ますので
ハンカチや絆創膏を入れたりして、バッグの中で探しやすく迷子になることもありません。
準備するもののご紹介
用意するもの
- お好きな布(15㎝×65㎝)※端の縫い代1㎝含んでいます。
- 接着芯:13㎝×65㎝
- お好みでプラスナップボタン:1組
出来上がりサイズ: 横13㎝ 縦10㎝
接着芯を付ける
▼生地の裏側に端から1㎝あけて接着芯をアイロンで付けます。
▼接着芯が付いたら、直に下の図の裁断図通りに線を描きます。(クリックで拡大)
▼横から見た図が以下の通り。(クリックで拡大)
▼このように線を引いていきます。
裁断図に合わせて折っていく
AとBを谷折りします。
Cの位置で山折。
A B Cを折って 表地側からみたところです。
Fの位置を山折。
Eを谷折りしたところです。
▼ティッシュペーパーを入れる部分が折れました。(D位置マーク)
▼Dの位置から大きく二つに折ります。
EとCの位置が重なります。
▼横から見たところです。ティッシュペーパーを入れるFとAの位置で、5㎜ほど重なります。(画像にマーク)
布では分かりにくいかもしれないので、もう一度図を参照してみてください。
▼今、下の図の状態です。
アイロンをかけて縫う
アイロンをかけて、縫う準備をします。
▼縫うのは、端から1㎝のこの2箇所です。
▼ひっくり返したときに角がダブつかないように、角の部分をちょっとだけカットします。
ひっくり返す
▼CとEの間からひっくり返します。
▼E、Fの部分を反対側に返します。
▼角の部分は、目打ちを使ってゆっくり引き出すときれいにできます。
完成!
これで完成です!
▼蓋の部分が開いて中の物がとびださないように、プラスナップボタンをつけてもいいと思います。
折って畳んで端っこを縫うだけなのですが、折り方が分かりにくかったので図形にしてみました。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれると思います。
おまけ-余った生地でティッシュカバー制作
この作り方だと、細長い生地を用意する必要がありますが、残った生地などの小さいサイズの布を利用する形でも作ることができます。
37.5㎝×30㎝の生地があれば Dの位置で2枚の布をつないで作ることも出来ますので、作ってみました。
完成品がこちら
用意するもの
- 裁断図上、Dから右側部:29.5㎝×15㎝
- 裁断図上、Dから左側部:37.5㎝×15㎝ ※Dの位置での縫い代1㎝含みます。
布の準備
接着芯は、28.5㎝×13㎝と36.5㎝×13㎝を用意して、2枚をつなぐところと端の縫い代1㎝をあけてアイロンをかけ接着します。
▼接着芯が付けられていない面を合わせて、中表にし、2枚を縫い合わせます。
▼図を参照して折り目の線を書きます。(左からA、B、C、接合部分がD)
▼右から、F、E、接合部分D
▼折り目図を見て折りたたんだところです。
▼反対側から見たところです。
両端を縫う
両端を縫います。
▼ひっくり返した時に角がきれいになるように 角の部分をカットします。
▼角の部分は、ひっくり返す前に、折り目を付けておくとキレイに返すことができます。
ひっくり返す
目打ちでゆっくり引き出してください。
最後のE、 Fの部分をひっくり返して…
完成!
開くとこんな感じです。
このように、少ない(小さい)生地でも寸法を工夫してかわいいティッシュカバーを作ることができます!
お好きな布を合わせたり、2色で切り替えたり、チャレンジしてみてくださいね。
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