銀行や病院へ出かけるときに、通帳とカードやお薬手帳と診察券をひとまとめにしておけるかわいい専用ポーチを作ってみました!
記帳を行う際など通帳とカードがひとまとまりになっていると便利なのですが、それだけのために既成品を買うのもちょっと…という方に生地1枚でカンタンに製作できる手作り『通帳ケース』の作り方をご紹介いたします!
主に通帳ケースとこの記事では謳っていますが、病院に行く際の『お薬手帳/診察券』や『母子手帳/診察券』などにも相性良くお使いいただけると思います!
折りたたんで周りを縫っていくだけで ポケットが出来ますので、カンタンに作成できますよ!
完成品がこちら!
①用意するもののご紹介
▼こちらが今回作成する「おでかけ用ポーチ」の素材・道具になります。
お好みの生地を19㎝×74㎝で切り出し、その他、
- 接着芯(17cmx72cm)
- しるし付けペン
- ヘアゴム(8㎝)
- 直径2㎝のボタン(1個)
をご用意くださいませ。
②生地にしるし付け
▼接着芯は布より四方1cm小さいサイズですので、生地の裏に周囲から1㎝スペースを取ってまち針で留めます。
▼アイロンで接着させていきます。
アイロンをかけて芯が接着できたら、
▼接着芯の上にこの後の工程で行う「山折り」「谷折り」の印を付けていきます。
▼山折り・谷折りの目印位置はこちらを参照してください。(クリックして拡大)
③角の印を丸くする
蓋のカーブ部分を裁断していきますが、きれいに裁断するために厚紙でカーブ用のガイドを作ります。
カーブの部分は今回のおでかけ用ポーチのみならずその他の作品を製作する際にも使用できますし、角を丸くするデザインはとても多いので、一度作っておくととても便利ですよ!
▼用意した適当な厚紙の角に2.5cm辺の四角形を描き、厚紙の内側にある角を中心とした円を描くようにカーブ部分を作っていきます。
▼丸くなった部分をカットしガイドを作ります。
そして先程作成した厚紙のガイドを生地の四隅4か所にあて、カーブの丸みを書きます。
▼こちらは、蓋の部分の丸みになります。
▼このようにカンタンにきれいなカーブをしるしとして布につけることができます!
↑の写真を見る限り、わりと強めに分かりやすくしるしが付けられていますが、一定時間経過後にこのしるしは消えますのでご安心ください!
▼反対側は 裏返して使用し書いています。
▼蓋になる部分、4か所にカーブが書けました!
④印に合わせて山折り、谷折り
▼型紙画像で付けた「山折り」「谷折り」のしるしに合わせて生地を折っていきます。
この山折り・谷折りをしたことによって、深さ10㎝と7㎝のポケットが出来ます。
▼ポケットの折り目が決まったら、両サイドを待ち針で留めておきます。
このラインから最後の谷折りをすると、下側の辺と上側の辺がぴったり合う寸法になっています。
▼山折り、谷折りができたら、アイロンをかけます。
▼これで縫い合わせる前の事前準備ができました!
この時点ではまだ、両側にまち針がついた状態で山折り・谷折り部分にアイロンを掛けた状態です。
⑤カードを入れる仕切りを縫う
▼浅い方のポケット(深さ7cmのポケット)にカードを入れる仕切りを縫います。
▼縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
▼7cmのポケット部分を縫えました。
⑥周囲を縫う
ポケットができたので 蓋の部分の表同士を合わせて、周囲を縫っていきます。
後で表側にひっくり返すので、オレンジのクリップの間は縫わないでおきます。待ち針をたくさん使っていますが、この時、ポケット位置を仮止めしておいた内側の待ち針は、はずしてくださいね。ズレが気になる方はしつけ糸で仮縫いしても固定され縫いやすくなります。
▼返し口を残して周りが縫えました。
⑦ カーブの始末
▼カーブのところは7㎜位残して、余分な部分を切り落とします。
▼ひっくり返した時にカーブの丸みがきれいに出るように、縫い目まで切らないよう3㎜位残して細かく切り込みを入れます。
▼縫い目の部分、カーブの丸み、返し口にアイロンをかけます。
⑧表に返す
▼先ほど縫い残した返し口から ひっくり返していきます。
▼ひっくり返したら、また全体にアイロンをかけます。
⑧返し口の始末と、輪っかにしたゴムを留める
▼輪っかにしたゴムの端から7㎜位のところを縫い糸でグルグル巻いておきます。
▼返し口を縫いながら、ゴムを留めていきます。蓋の中心に、ゴムを1㎝程はさみこんで、まち針で留める位置を決めます。
▼こちらが縫い終わった状態。
▼下から2㎝のところに 大きいポケットの裏側からボタンを付けます。
完成です!
出来上がりサイズが 17㎝×11㎝になります。
まとめ
通帳もお薬手帳もカードも今や持って出歩かないことなどないくらいいっつも携帯していますよね。
そんないつも持ち歩くものも自分で選んできた布を今回ご紹介した手順でカバーを作れば、いつの間に「持ち歩きたいもの」に変わってそうですね!
また、今回は和柄で作成しましたが、他の素材・柄をセレクトして作成してみるのも楽しいですよ!
ご不明点ありましたら下記のコメント欄よりお気軽にお寄せくださいませ!
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